「入居者がなかなか決まらない…空室が続いていて困っている」
「空室対策って何をすればいいの?」
不動産業界20年の経験をもとに、空室が続く原因と効果的な対策を10個解説します。空室は不動産投資最大のリスクですが、正しい対策をすれば大幅に改善できます。
空室が続く主な原因
対策を打つ前に、まず空室の原因を正確に把握することが重要です。原因によって対策が全く異なります。
| 原因 | 具体的な症状 |
|---|---|
| 家賃が相場より高い | 問い合わせはあるが内見・成約に至らない |
| 物件の状態が悪い | 内見後に断られることが多い |
| 管理会社の営業力不足 | そもそも問い合わせが来ない |
| 立地・エリアの需要不足 | 問い合わせ自体が少ない |
| 写真・掲載情報が悪い |
空室対策10選
① 家賃を相場に合わせて見直す
最も効果的な空室対策です。SUUMOやHOME’Sで周辺の類似物件の家賃を調べ、相場より5〜10%低く設定するだけで問い合わせが一気に増えることがあります。
✅ プロのポイント:家賃を1万円下げると年間12万円の収入減ですが、3ヶ月空室が続くと15万円以上の損失になります。適切な家賃設定が最大の空室対策です。
② 物件写真を撮り直す
ポータルサイトの写真は入居者が最初に見る情報です。暗い・古い写真は問い合わせを大幅に減らします。明るい時間帯に広角レンズで撮り直すだけで反響が変わります。費用は数万円程度です。
③ 管理会社を変える
管理会社の営業力・ネットワークによって入居者の決まりやすさは大きく変わります。6ヶ月以上空室が続いている場合は管理会社の変更を検討しましょう。
④ 募集条件を緩和する
以下の条件を緩和するだけで入居者の幅が広がります。
- ペット可にする
- 楽器可にする
- 外国人・生活保護受給者を受け入れる
- フリーランス・自営業者を受け入れる
⑤ フリーレントを設定する
入居後1〜2ヶ月の家賃を無料にする「フリーレント」は、初期費用を抑えたい入居者に人気です。空室が続くより短期間の家賃無料のほうが損失が少ないケースも多いです。
⑥ 礼金をゼロにする
礼金があると初期費用が高くなり、入居者が他の物件に流れやすくなります。礼金ゼロにすることで問い合わせが増えるケースがあります。
⑦ 設備をアップグレードする
以下の設備追加は費用対効果が高く、入居者に喜ばれます。
| 設備 | 費用目安 | 効果 |
|---|---|---|
| 無料Wi-Fi設置 | 月数千円〜 | 単身者・学生に人気 |
| 宅配ボックス設置 | 10万〜30万円 | 共働き世帯に人気 |
| エアコン新設・交換 | 10万〜15万円 | 築古物件の差別化に有効 |
| オートロック設置 | 30万〜100万円 | 女性入居者に人気 |
⑧ ターゲット入居者を明確にする
「誰でもOK」より「単身女性向け」「学生向け」などターゲットを絞った募集のほうが刺さりやすいです。ターゲットに合わせて内装・設備・募集文を変えましょう。
⑨ 複数の不動産会社に募集を依頼する
1社だけに任せず、複数の仲介会社に募集を依頼することで露出が増えます。「一般媒介契約」にすることで複数社同時に募集できます。
⑩ 民泊・短期賃貸に切り替える
大阪・難波・心斎橋など観光エリアの物件であれば、民泊や月極より高い収益が見込めます。ただし許可取得・運営管理が必要なため、専門業者に相談することをおすすめします。
まとめ
空室対策は「原因を特定→優先度の高い対策から実施」の順で進めることが重要です。まずは家賃の見直しと管理会社の営業力確認から始めましょう。それでも改善しない場合は管理会社の変更を検討してください。
空室対策や管理会社選びについて相談したい方は、まず無料相談でプロのアドバイスを受けてみてください。


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